2016年2月24日水曜日

[19日 ロイター] - コラム:南シナ海で16発のミサイルが脅威となる理由

[19日 ロイター] - 
この動きに驚いた人は一人としていないだろう。中国の人民解放軍は、同国が実効支配する南海諸島の一つ、永興(英語名ウッディー)島に地対空ミサイルを配備した。

中国は西沙(同パラセル)諸島・南沙(同スプラトリー)諸島の島嶼(とうしょ)、環礁その他の地理的特徴物について領有権を主張しているが、これらを管轄する行政府として永興島に「三沙市」を置いている。

中国政府にとって今回の動きは、さまざまなレベルではっきりとした意味を持っている。南シナ海の大半における「疑問の余地のない主権」を持つとする中国の主張への米国・東南アジア諸国による挑戦に対して、これはまた一つ新たな回答となるものだ。

19世紀のプロイセン王国で活躍したカール・フォン・クラウゼヴィッツなら、この状況をどう捉えるだろうか。彼の戦争の定義を思い起こそう。

0 件のコメント:

コメントを投稿