2016年2月3日水曜日

[東京 2日 ロイター]インタビュー:マイナス金利で緩和修正機会失う=福田東大教授

[東京 2日 ロイター]日銀が導入したマイナス金利について、東京大学の福田慎一教授は、資金供給量拡大の限界が意識されていた中で、金融政策の持続性を確保した点は評価できるとした。ただ、金融市場では日銀中心の取引となり、市場機能の歪みが拡大すると指摘。

必要な時期に来ていた異次元緩和の枠組み見直しも先延ばしされたと述べた。従来と同様、円安・株高に依存した経路だけでは真に実体経済を活性化するには力不足だとの見解を示した。

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