2016年2月24日水曜日

[東京 24日 ロイター] 市場変動で経済・物価に悪影響あれば、躊躇なく対応=日銀総裁

[東京 24日 ロイター] -
黒田東彦日銀総裁は24日午前の衆院財務金融委員会で、マイナス金利政策の導入以降も金融市場の変動が続いているとし、市場変動によって日本の経済・物価に悪影響があれば、躊躇(ちゅうちょ)なく政策対応を検討すると語った。前原誠司委員(民主)への答弁。

総裁は1月29日のマイナス金利導入以降も国際金融市場の変動が続く中で「投資家のリスク回避姿勢が過度に広がっている」とし、世界的に株価が軟調に推移し、ドル安傾向が続いているとの認識を示した。背景には、原油価格の下落や中国経済の動向のほか、欧州の銀行セクターへの懸念や米金融政策の先行き不透明感の強まりなどがあると指摘。市場動向を「今後も注視していく」姿勢を強調した。

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