[1日 ロイター] -
米労働省が発表した3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が21万5000人増えた。時間当たり賃金もプラスに転じた。ただ、失業率は5.0%と、8年ぶりの低水準だった前月の4.9%から悪化した。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●米経済は堅調、6月利上げの公算
<レノックス・ウエルスアドバイザーズ(ニューヨーク)の最高投資責任者(CIO)、デビッド・カーター氏>
米経済がそこそこに力強く推移していることが示された。企業利益の押し上げにつながったり、株式のようなリスク資産が上昇したりする可能性がある。
雇用者数が増加したことで、米連邦準備理事会(FRB)は疑いなく年内に利上げを実施する。6月の公算が大きい。
失業率は上昇したが、労働市場に参入する人が増えたというプラスの要因が背景にある。
●労働市場はぜい弱、利上げ圧力緩和
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