2016年4月5日火曜日

[東京 5日 ロイター]消費弱いの事実、短観の大幅悪化は円高影響=黒田日銀総裁

[東京 5日 ロイター] -
日銀の黒田東彦総裁は5日午前の衆院財務金融委員会に出席し、為替市場で円高が進んでいるとし、短観で大企業製造業の業況判断が大幅に悪化したのは「円高が企業マインドに影響を及ぼした」と指摘した。また「消費が弱いのは事実だが、家計調査や国内総生産(GDP)が示すほどではない」と述べた。丸山穂高委員(おおさか維)への答弁。

総裁は1日公表の3月短観について「新興国経済の減速が影響し、企業の業況感が鈍化している」としつつも、「経済が不況に突入するような状況ではない」との見方を示した。

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