[東京 26日 ロイター] -
<17:08> 日経平均先物は1万6800円台、サミットで安倍首相が資料提示
ナイトセッションで日経平均先物は1万6800円台で推移している。
きょうから開幕した主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の討議で、安倍首相が提示した資料の中では、エネルギー価格の下落などはリーマン・ショック級とする内容が含まれている。
三井住友アセットマネジメント・チーフストラテジストの石山仁氏は「商品価格の下落がデフレ圧力を生んでおり、大胆な金融政策や財政出動などで景気の立て直しをしていかなければならない、との感覚を共有したいのだろう。ただ足元では、金融システム不安などのリスクがリーマン・ショック当時と比べ高まっている訳ではない。各国の景況感の違いもあり、この感覚をどこまで共有できるかは不透明な面もある」と指摘する。
さらに「安倍首相はサミット後に経済政策については何らかのメッセージを出さざるを得なくなるとみているが、消費増税が延期となるか、予定通り実施となるか、まだ方向性を見極めなければならない局面が続きそうだ」との見方を示している。
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