[ヘンプステッド(米ニューヨーク州) 26日 ロイター] -
11月8日投票の米大統領選挙に向けた第1回テレビ討論会が26日夜に行われ、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官は、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ氏が打ち出している経済政策について、中間層を犠牲にして富裕層を優遇するものだとして強く批判した。
クリントン氏は、トランプ氏の税制政策は「トリクルダウン(富裕層や大企業が豊かになると、最終的には下位にも富が行き渡るという理論)だ」として一蹴。「トランプ氏の政策は、トリクルダウン理論の最も極端なバージョンであり、富裕層への過去最大の減税だ」と述べた。
一方、トランプ氏はクリントン氏の通商政策を攻撃。「米国の雇用が盗まれている状態に、歯止めをかけなければならない」と主張した。
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